5月14日(月)
1年生が,生活単元学習の時間に,学校近隣の避難場所を確認に行きました。
2・3年生は防災クラブのメンバーを中心に集まり避難場所を確認していますが,1年生は入学後,まだ確認できていないので,今回が始めての確認になります。
(まずはじめに)
○毎年美馬分校は隣接する美馬商業高校と合同で避難訓練を行っています。その時は,美馬商業高校のグランドに避難をしています。しかし,何らかの理由で,美馬商業高校のグランドに避難ができない場合は,地域の避難場所を利用することになります。
●美馬西部地域の避難場所は
(1)喜来小学校
(2)美馬西部福祉センター です。
●取り組みとしては,
ア 教員から1つの避難場所に移動する時に2種類の経路を利用することを
伝え,なぜ2種類の経路が設定されているのか生徒自身に考えてもらう。
イ 学校から避難場所まで移動するときの時間を計測する。
ウ 避難経路中に危険箇所や防災設備の有無について確認をする。
●活動結果
ア 喜来小学校まで避難する経路は2通り。
①土手沿いを通る経路
②住宅地を通る経路
イ 移動時間(実際に計測した結果)
①美馬分校~土手沿い~喜来小学校(16分57秒)
②美馬分校~住宅地 ~喜来小学校(7分37秒)
●まとめ
①土手沿いを通る経路
(メリット)道幅が広い。車があまり通らない。建物がなく,道をふさぐようなものがない。
(デメリット)移動に時間がかかる。
②住宅地を通る経路
(メリット)移動に時間がかからない。
(デメリット)道幅が狭い。車の往来が多い。倒壊の恐れがある建物が道路際にある。
(最後に)
災害はいつ起こるか分かりません。その時,すぐに自主的に対応ができることが求められます。実際に活動をして避難経路や避難場所を確認するだけでなく,生徒が避難するときにどのようなメンバー(同年代・子ども・高齢者・身体に障害のある方)と一緒に避難するのかによって避難経路や対応を変化させられるような柔軟性もこれから伝えて行ければと考えています。