保健室

保健室通信-目の愛護デー-

 10月10日は「目の愛護デー」です。ということで,目をいたわりたくなるお話をしたいと思います。
 
目が悪くなるので
 ①「暗いところや寝転んで本を読んではいけません。」
 ②「テレビを長時間見たり,テレビゲームを長時間してはいけません。」
逆に,目によい行動として,
   ③「時々遠くの山をながめましょう。」

・・・よく聞く言葉だと思います。 ①② 状態にある時、目では何が起こっているのでしょうか??

 目には,「水晶体」という部分があります。これは,カメラに例えると,レンズにあたります。
その水晶体を「毛様体」という筋肉が覆っています。
       
 毛様体の毛様体筋は, 暗いところや近くを見る時,この筋肉を緊張させ水晶体を厚くします。 この状態が続くと目が疲れ,
視力低下を招く ために ①② の状態は目に悪いのです。
  逆に 明るいところや遠くを見る時,毛様体筋は緩みリラックスし,目の疲労を回復させる ため の状態は目に良いのです。

ひらめき 本を読むときは,明るいところで正しい姿勢で30センチは離して読む。
ひらめき テレビを見たりゲームをするときは,2メートルは離れ、1時間続けたら10分は休む。

 このことを心にとめつつ,生活の中で「今,目を酷使しているな! 怒る 」と感じたら,遠くの山をながめてみて下さいね。 絵文字:笑顔