総合支援課からのお知らせ

2012年2月の記事一覧

職員研修をおこないました。

2月16日(木)

鴨島病院から,作業療法士の方をお招きして,職員研修をおこないました。

 

 

 「就労してからの身体の基礎作り」をテーマに,
 作業療法士の立場からの就労支援の観点について,
 お話しをいただきました。

 

 

まず,最初に,自閉症,アスペルガー症候群,ADHD,LDの
それぞれの障害について,その特性についてお話しくださいました。

 

 次に,就労においてチェックするポイントとして,
  ①基本的習慣 ②基本的相互交渉スキル
  ③認知的対人交渉スキル ④認知的生活態度スキル
  ⑤職業教育のスキル ⑥職業適性 ⑦身体的スキル
 の7点をあげ,
 それぞれのポイントについて,実技等を交えながらお話しくださいました。

 

さらに,就労した後も,自ら健康を維持していく必要性をお話しいただき,
身体の基礎作りについて
  ①身体の理解 ②姿勢について ③上肢について ④姿勢と視覚の関係
  ⑤姿勢と手の関係 ⑥手について ⑦作業中の姿勢 ⑧就労後に体力を維持するには
として,専門的な内容のお話しを,私たちにとてもわかりやすく御説明いただきました。

 

 

 

 最後に,講師の先生の指導のもと,
 腰痛予防や肩胛骨のストレッチなど,
 いろいろな予防体操を体験しました。

 

 

 

研修の内容を,作業学習時などの生徒の姿勢や動作などに取り入れて行きたいと思います。

職員研修を行いました。

2月9日(木)

鴨島支援学校から,特別支援教育巡回相談員の先生をお招きして職員研修を行いました。


 「発達障害児に対する
 ソーシャルスキルトレーニングの実際」を演題に,


 巡回相談員としての経験による,多くの事例をもとにして,
 ソーシャルスキルトレーニングの指導方法についてお教えいただきました。

 


 
 「上手な話の聞き方」として,
 どのように指導すると効果的かを
 実技をもとに,わかりやすく説明していただきました。

 「感情のコントロール」の指導として,
 いろいろな教材をもとに
 指導方法を,ご呈示いただきました。


  



 SST(ソーシャルスキルトレーニング)は自分の思いや
 感情を,
 相手にうまく伝えることができにくい生徒にとって,   
 社会性を身につけていく大切な学習だと感じました。

 先生がおっしゃった・・・
 「ちくちく言葉を減らして,あったか言葉を増やす・・・。」

 


 明日からの美馬分校の教育に生かしていきたいと思いました。