2012年5月の記事一覧

交通安全教室

5月28日(月)

交通安全教室を行いました。

交通安全について考え,正しい交通ルールや交通マナーを身につけることで,
生徒一人一人が,それぞれの立場で,交通事故防止に取り組むことを目的に,
歩行時の安全な通行や自転車の正しい乗り方について次の点をポイントに実施しました。
  ・路上駐車等の障害物に対応した通行
  ・信号場所での横断歩道の渡り方
  ・踏切の安全な渡り方


 つるぎ警察署から,
 交通課長さんと交通指導員さんにお越しいただきました。

 歩行者が,道路を歩行する時や,横断歩道を渡るときなどに,
 気をつけることについて,わかりやすく教えていただきました。

 



    横断歩道では,
 左右確認を確実にしたあと,手を上げて渡りました。

 

 

 

 


 踏切でも,左右確認をして安全確認をしてから渡りました。

 警報機のある踏切でも,警報機が鳴っていなくても
 必ず,左右の確認を行うことを学びました。

 

 

 

 続いて,自転車の安全な乗り方について教えていただきました。

 前後のブレーキをバランス良くかけることや,
 きちんと整備された自転車に乗ることなどに加えて,
 自転車も,車両の仲間であるため左側通行をしていることや,
 違反や事故を起こした場合は,法律に基づいて
 処罰されることなど,説明してくださいました。

  実技では,それぞれのポイントで気をつける点を御指導いだだきました。  
   
   
つるぎ警察署の方々には,夏を思わせる日差しの中,真剣に御指導いただきありがとうございました。
交通安全教室で学んだ交通ルールや交通マナーを守り,交通事故を防ぎたいと思います。

避難経路の確認(1年生)

 

5月14日(月)

1年生が,生活単元学習の時間に,学校近隣の避難場所を確認に行きました。

2・3年生は防災クラブのメンバーを中心に集まり避難場所を確認していますが,1年生は入学後,まだ確認できていないので,今回が始めての確認になります。

(まずはじめに)
○毎年美馬分校は隣接する美馬商業高校と合同で避難訓練を行っています。その時は,美馬商業高校のグランドに避難をしています。しかし,何らかの理由で,美馬商業高校のグランドに避難ができない場合は,地域の避難場所を利用することになります。

                                          
  ●美馬西部地域の避難場所は
     (1)喜来小学校
     (2)美馬西部福祉センター  です。
 
 
 
 

  ●取り組みとしては,
    ア 教員から1つの避難場所に移動する時に2種類の経路を利用することを
       伝え,なぜ2種類の経路が設定されているのか生徒自身に考えてもらう。
    イ 学校から避難場所まで移動するときの時間を計測する。
    ウ 避難経路中に危険箇所や防災設備の有無について確認をする。   

                                                    
  ●活動結果                                        
    ア 喜来小学校まで避難する経路は2通り。
       ①土手沿いを通る経路
       ②住宅地を通る経路
    イ 移動時間(実際に計測した結果)
       ①美馬分校~土手沿い~喜来小学校(16分57秒)
       ②美馬分校~住宅地 ~喜来小学校(7分37秒)

  ●まとめ 
    ①土手沿いを通る経路
     (メリット)道幅が広い。車があまり通らない。建物がなく,道をふさぐようなものがない。
     (デメリット)移動に時間がかかる。
    ②住宅地を通る経路
     (メリット)移動に時間がかからない。
     (デメリット)道幅が狭い。車の往来が多い。倒壊の恐れがある建物が道路際にある。

(最後に)
災害はいつ起こるか分かりません。その時,すぐに自主的に対応ができることが求められます。実際に活動をして避難経路や避難場所を確認するだけでなく,生徒が避難するときにどのようなメンバー(同年代・子ども・高齢者・身体に障害のある方)と一緒に避難するのかによって避難経路や対応を変化させられるような柔軟性もこれから伝えて行ければと考えています。