高等部日誌

会議・研修 非行防止教室

6月24日(木)
 
5,6時間目に非行防止教室が開かれました。
 
 徳島県で平成21年中に検挙・補導された青少年の数は,前年度より増加しており,特に中・高校生の占める割合は,75%を超えています。そして,非行につながる機会が増えるのが長期の休みです。

 夏休み前にして,生徒たちに,規範意識を養ってもらうとともに,犯罪被害に遭わないようにするために,今回の非行防止教室が企画・実施されました。
 
 
  今回はつるぎ警察署から,講師として少年補導職員の方をお招きして,演習を含めた講習会を行いました。

 
 ① まずはじめに,万引きや自転車盗,喫煙,ドラッグについての説明がありました。

 ② 後半は,自分が非行に誘われた時にどのような回避の仕方があるかをシュミレーション形式で行いました。

 ③ 最後は,身近になってきているインターネット被害に遭わないために,利用するときの注意について話がありました。
 
 
 はじめは緊張が見られてなかなか顔を上げれなかった生徒も,講師の方のわかりやすい説明と,自分が聞いたことがある内容や興味がある内容にふれて,顔を上げ話をしっかりと聞くようになり,シュミレーション形式で行った演習では積極的に非行の勧誘から断る姿も見ることができました。
 
 今回の非行防止教室で学んだことを,学級でも再度確認することで,実際の生活場面で犯罪被害に遭わないようにしていきたいと思っています。